何が問題?藤井風が宗教に傾向かサイババ信仰とグッズに教典載せて炎上

藤井風氏がサイババの経典をアルバム名にするなどして宗教に傾向したと炎上している。何がいったい問題なのか本記事では解説していく。

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藤井風がインドの新興宗教サイババの経典をアルバルのタイトルやグッズに使い炎上

藤井風がサイババの経典をアルバム名に

藤井風氏の、

ファーストアルバム「HELP EVER HURT NEVER」常に人を助け、決して傷付けていけない

セカンドアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」全てを愛し、奉仕せよ

ともにサイババの言葉である「Love all. Serve all. Help ever Hurt never.」からきていてる。

藤井風氏のグッズにサイババの教義をそのまま引用し販売

1stアルバムである『HELP EVER HURT NEVER』を漢字4文字で「助常傷無」と表現したキーチェーン。

「LOVE ALL SERVE ALL」の頭文字である「LASA」をあしらったタオル。

LOVE ALL SERVE ALLの文字が入ったトートバッグなど藤井風氏のライブグッズはサイババの教義や言葉が印象されたグッズが多い。

藤井風はスローガンそのままアルバムやグッズに使っちまってるのがやべえなって感じ ファンはよく知らん宗教のスローガン入りのグッズを後生大事にするわけだろ スローガンの意味知ってる人から見たら藤井風ってよりサイババの信者にしか見えないわな

こうした宗教と関連性の高いグッズを販売することについて、

  • 藤井風氏のファンはサイババの教義とは知らずにグッズを買っていることが問題。
  • ステルス的に宗教を布教している

という批判が挙がっている状態だ。

藤井風がインスタライブで反論

どうやったら他人の信仰やスピリチャル面に口出そうと思えるの?
申し訳ないけど、それだけは絶対にできないよ

人の欠点必死になって探すより自分のこと心配してあげたほうがええで。ワシもそうするしお互い頑張ろー。

と反論している。

藤井風のサイババの教義引用は特に問題ないのでは?

藤井風氏がサイババの言葉を自身の楽曲やグッズに使うことを問題している側の言い分としては、

  • 受け取る側が知らない間にサイババ(宗教)の言葉や教義を受けてしまい、それは他宗教を信仰している人間の信仰の自由を疎外している
  • ステルス的に信仰宗教の教えを広めることは問題がある

という指摘だろう。

しかし受け取る側がステルス的に他宗教の教義を受けることは宗教の自由に反するという声を上げるが、ではアーティストの表現の自由は疎外されてもいいのだろうか。

他宗教の触れてはいけない人もいるとの反論もあるようだが、仏教やイスラム教など自身の宗教を熱心に信仰している人たちほど他の宗教を否定しないものだ。他宗教に触れないのであれば自分から距離を置くなりの対処をするケースがほとんどである。

藤井風の曲が他宗教の教義を歌っている曲だと知り距離を置くのかファンでい続けるかはその人自身が決めることでアーティストがそこまで配慮必要はないだろう。

藤井風程度の「宗教性」を「異教の教義に触れる」みたいに言ってる人、宗教を何だと思っているのだろう。

私も以前気になって (海外の方が宗教対立が厳しいと思い込んでいた) 海外異教徒のファンの方々の声を拾ったことありますが、日本に比べて信仰熱心な方が多いと同時に、他教義(宗派)についても寛容で尊重していることに気づきました。 それに比べると日本の宗教って、排他的で窮屈なんですね。

海外の宗教事情を本質的に理解してるようなツイートも見つけることができるがかなり少数だ。

おそらく揚げ足取りのように批判している人たち自身は何も信仰心はないからこそ、何かの宗教を信仰している人間は他宗教に敏感であり触れることはタブーであるような印象があるのだろう。

実際に何かの宗教を信仰している人たちからの声はほとんど上がっておらず自信を無宗教、無心論者としている人たちが唱える多様性論がほとんどだ。

日本では信仰心がないため宗教に関してはっきり言って無知である。だからこそ知ることが必要だし、主語が大きい批判は気を付けたいところだ。

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