沢尻エリカの別に事件は2007年の舞台挨拶
2007年9つい29日に沢尻エリカ氏が主演を務めた映画『クローズド・ノート』の舞台挨拶で起きた。
沢尻エリカ氏は舞台挨拶では終始不機嫌そうなる舞でのぞみ大バッシングを浴びることとなった。
沢尻 :「特にないです！」
MC : どんな思いでクッキーを焼いた？
沢尻：別に
この「別に」発言が決定打となり大炎上。
大バッシングを浴びた。事態は収束する来なく連日メディアが取り上げ、2009年9月30日に所属事務所のスターダストプロモーションと契約を解消。
さらに2010年の春まで活動休止を余儀なくされる事態となった。
ちなみこの舞台挨拶の司会を務めたのはフジテレビアナウンサーの富永美樹氏である。
「別に」事件の前日はラジかるッに出演し不機嫌
別に事件の前日に出演した生放送番組『ラジかるッ』に終始不機嫌な姿で出演していたことでも話題になっていた。
MCの中山秀征氏の質問に沢尻エリカ氏が答えていくとう番組の流れだったが、
中山秀征 : 沢尻が中心の女優会、沢尻会は本当にあるの？」
沢尻エリカ :「 ないですね」
中山秀征 : 弱点はありますか
沢尻エリカ : あっても言いません。
と一言。見てわかるほど不機嫌な状況だった。
沢尻エリカ氏が出演した『ラジかるッ』を見た島田紳介氏から電話がかかってきて、「お前よう耐えたな、俺なら帰してるわ」と激励されたと待録ch~あなたの人生をしえてください~で語っていた。
ちなみに中山秀征氏と沢尻エリカ氏は 2015年4月8日に放送されたナカイの窓で出演した際に、
中山氏は「現場に来るだけでいい」と擁護、80年代のアイドルを引き合いにだし「スタジオに来てもマネージャーと揉め機嫌が悪くなると体調不良を理由に番組をドタキャンするよりもいい」と当時を振り返っていた。
現在は沢尻エリカを擁護する声も増えている
別に発言に関して現在では沢尻エリカ氏を擁護する声も増えてきている。
2007年の時点ではSNSも発達していなかったため、沢尻エリカ氏を擁護する声が表に出ることはなく表に出る情報は沢尻エリカ叩き一色になってしまった。
しかし現在では当時の沢尻エリカを擁護するような声も出てきていることも事実である。
改めて沢尻エリカの「別に」発言見ると、これMCの女も相当底意地の悪い聞き方というかフォローしとるな。 エリカ様もよく言い返すの我慢したもんだわ。 #シューイチ
沢尻エリカちゃんのさー、別に、のやつは今見てもMCの女の人が悪いと思うんだけど！まあ事情も知らんし、あの人がなんか鼻につくってだけなのであれだけど
今振り返ってみると滑稽な質問すぎるという意見も納得はできる。もっと答えやすい質問を当てるとか、映画の舞台裏や面白エピソードなど舞台に来てる観客が楽しめる質問を当てるべきはないだろうか。
どうでもいい質問を当てたことに対して沢尻エリカ氏はイラッときてしまったのかもしれない。
2019年5月22日に徹子の部屋で別に発言の真相を告白
「問題を起こすまで、すごい精神状態で本当に私はやっていて、自分しか見えていない。まわりが全く見えない状態」と切り出すと、「今振り返ってみたら何てことを言ってしまったんだってやっぱり思います。
と当時の状況を回顧していた。
当時沢尻エリカ氏はメディアにドラマに引っ張りだこで多忙を極めていた。あまりの忙しさに極限状態で日々仕事をこなしていた話していた。
「別に」問題で大バッシングを浴びた後は沢尻エリカ氏はロンドンとバルセロナで三年ほど海外生活を送っていたという。
才能や実力よりもマナーといい人であること」が評価される日本
確かに沢尻エリカ氏の振る舞いや対応は褒めれるものではなかったかもしれない。
ただ素っ気無い対応ががその後芸能活動無期限休止に追い込まれるほどのことなのだろうか。大バッシングを浴びるほどのことなのだろうか。不倫をしたわけでも、犯罪を犯したわけでもないのにメディアや国民が一斉に怒りを向ける状態はもはや異常とも言える。
そもそも女優やミュージシャンなど表現者として成功する人間が「一般的」なわけがない。
尖った部分があるかこそ表現者として輝くわけで沢尻エリカ氏のカリスマ性も尖った部分があるからこそ成り立つものであるのではないだろうか。
日本では実力よりや才能よりもマナーや人の良さを盲信しすぎている。表現者に一般的であることを求めてすぎても、それは表現者からしてみれば窮屈でしかなく才能の目を積むことになることにもなりかねないだろう。
